海・川・山、全部楽しめる東洋のガラパゴス奄美大島への旅行

奄美大島 ササント 宮古崎

奄美大島へ旅行して来ました!

控えめに言って奄美大島は最高に楽しい楽園でした。

そもそも奄美大島ってどこ?沖縄?

奄美大島は鹿児島県南方の離島で、鹿児島と沖縄の真ん中辺りにある島の集まりです。

LCCのバニラエアが開通したことで東京・大阪からグッと行きやすくなりました。移動距離に反して、めちゃくちゃ安い値段でいける離島です。安い時は片道5000円以下で行けます。

バニラエアはよくセールをしているので、SNSをチェックしましょう。ちなみに僕が行った時のバニラエアの飛行機代は、7月初旬の関西空港から奄美空港で往路7000円・復路12000円の往復2万円程度で行けました。

奄美大島は結構広いのでレンタカー必須ですが、信号や渋滞もほぼ無いので運転しやすいです。

奄美大島が本当に良かったので、奄美の魅力を紹介します。国内のアヴァンギャルドな旅行先としておすすめです。

奄美の海のここがすごい!

奄美の海は美しい

奄美 崎原ビーチ

崎原ビーチ 息を飲むほど美しい海

驚くべき海の綺麗さとサンゴ礁が広がってます。エメラルドグリーンと群青色の海が織り成す海。遠浅で透明度も抜群なので、シュノーケリングやダイビングをすれば、それはもうサンゴと熱帯魚たちの楽園を垣間見れます。僕も軽いシュノーケリングをしましたが、サンゴや熱帯魚が沢山見れて楽しめました。

奄美 崎原ビーチ

僕は地元の人おすすめの崎原(さきばる)ビーチで泳ぎました。泳ぐのは久しぶりでしたが、内海なので波が穏やかで安心してゆったり泳げます。しかも朝早い時間だと人がいなくて独り占めできました。

崎原ビーチは人も少なく、のんびり泳げるのでオススメです。どこのビーチも土日ですら人が多くないので、どこ行ってもプライベートビーチみたいなもんでした。

人前で水着姿を晒すことが嫌な人もいると思いますが、人も少なくのんびりできるので奄美での海水浴は本当にオススメです。正直、本土の海岸だと人が多かったり、汚かったりと海で泳ぐ気がしませんが、奄美の海は本当に綺麗で人も少なく、今すぐ海に入りたいという気持ちにさせてくれました。

奄美 崎原ビーチ

全然泳ぐつもり無かったのに、こりゃ入りたくなっちゃいます。

泳ぐつもりは無かったけど、綺麗な海を見て泳ぎたくなったら島のコンビニやスーパーなどで水中眼鏡やシュノーケリング用ゴーグルが売ってるので、現地調達できます。だいたい2000~3000円くらいでシューケリング用のゴーグルが買えます。種類が沢山あるわけでは無いので、マイゴーグルを持ってる方は持って行った方が良いです。

島人mart

島人mart ゴーグルや島の特産も売ってます。

また多くのビーチにトイレ・シャワーが完備されていることが多いです。個室のシャワーでは無く、トイレ横にポツンと設置されています。温水ではないですが、水で海水はしっかり洗い落とせるので必要十分です。

島で手に入るガイドマップにトイレ・シャワーの有無が海岸ごとに記載されています。ガイドマップは空港や観光案内所で手に入ると思いますが、奄美の観光サイトからもダウンロード可能です。便利なのでぜひ利用してください。

奄美大島ガイドマップ

奄美大島ガイドマップ、ボロボロになるまで使いました

奄美はいろんな海を見せてくれる

エメラルドグリーンの海とか飽きるほど見ましたよね。エメラルドグリーンの海とか離島じゃ普通なんです。

奄美はその普通を軽々と超えてきます。奄美の海はエメラルドグリーンだけじゃあないんです。

土盛海岸

土盛海岸 ビーチも美しいが俄然この岩と砂浜の関係が美しい。海鳥が産卵するらしい

エメラルドグリーンの海

エメラルドグリーンの海はそこら中で見れます。サンゴ礁と海が美しい。

ホノホシ海岸

この世の果て感があるホノホシ海岸 真ん丸の石しかない海岸、裸足で歩くと気持ちいい。

ホノホシ海岸 石

本当に真ん丸い石しか無いです。石の持ち帰りは厳禁です。

ホノホシ海岸 角材

真ん丸の石に周囲を囲まれながらも、俺は角を立てて生きていくという角材の生き様を見た。

大浜海浜公園

大浜海浜公園 海水浴・釣り・サーフィン全部楽しめそうな総合力高め。設備も綺麗でした。

大浜海浜公園シャワー設備

大浜海浜公園 シャワー設備も綺麗で男女別の更衣室完備

用安海岸

用安海岸付近 夕暮れ時の色に溢れた海

岩礁が多い海岸、砂浜とサンゴが美しい海岸、荒々しい波を楽しめる海岸、玉石しか無い海岸など海岸ごとに個性があって海のいろんな表情を見れます。

自然に圧倒されるササント

僕が奄美で一番行きたかったのが宮古崎です。通称ササントと呼ばれています。

NHK『西郷どん』のオープニングのロケ地として有名になりつつあるそうです。日曜日の午前中に行きましたが、人もそんなにいなくてゆったり楽しめました。

79号線、国直サンセットパーク近くの山道途中にある駐車場に車を止めて、舗装された道を20分くらい歩いていくとササントに到着です。道中は海や植物の見応えがあるので、案外軽く歩けます。

ササント遊歩道

ササントまでの遊歩道 エキゾチックな植物を道中楽しめる

宮古崎 ササント

宮古崎 通称ササント 水平線の圧倒的広がりと琉球竹の海に迫っていくような自然にただただ感動。

ササント 琉球竹

海に迫っていくような琉球竹 厳しい環境のため竹が高く成長しない

ササント 琉球竹

笹の草原が海に面して広大に広がる。

ササントは写真では伝えられないもの凄さがあります。写真見返してても合成じゃないかと疑うくらい凄い景色。

背の低い笹に覆われた草原が海に浮かんでいるような不思議な場所。本来4~5mくらいの高さになる琉球竹が、海に面した環境のため低いまま生育している。特異な環境が作り出したピクチャレスクな絶景。

ただただ圧倒的な自然の造形美に魅了されて、言葉も出なかったです。奄美市中心街の名瀬から車で行けば近いので、奄美大島に行かれたらぜひ行って欲しいおすすめの場所です。

日本にもアマゾンがあった!

日本のアマゾン住用町

住用町 アマゾン

奄美市住用町にあるマングローブの泥湿地 カヌー探索ができる。

This is アマゾン!!日本にもアマゾンがあったんです。

奄美市住用町には広大な敷地が大きな川と湿地帯になっている広大なマングローブの原生林があります。奄美ではこのマングローブの原生林の中をカヌーで探索できます。マングローブはもちろん、多種多様な動植物を観察できる上にアクティビティとしても楽しいです。

奄美行かれたらぜひカヌーをやってみてください。奄美のおすすめスポットです。カヌー探索めちゃくちゃ楽しかったです。

奄美に来たらマングローブ原生林でカヌーを

マングローブ カヌー

カヌーに乗ってマングローブの木々に囲まれる

奄美でのカヌー探索は本当におすすめです。マングローブの原生林もさることながら蟹や魚など様々な動植物を観察できます。

マングローブ カヌー 2人乗り

一人乗りと二人乗りが選べて、カヌー経験が無くてもガイドさんが丁寧に教えてくれます。

僕はアイランドサービスにカヌー体験をお願いしましたが、アイランドサービスさんめっちゃ良かったのでおすすめです。

アイランドサービスの良かったところ

  • 料金大人1人2500円で良心的
  • ライフジャケットはもちろん、サンダルや長靴も無料で借りれる
  • ガイドさんが親切で丁寧かつおもろい
  • カヌー探索が2時間も楽しめる

せっかくマングローブ探索をやるなら2時間くらいやりたいところです。僕も全くの初めてでしたが、2時間があっという間に感じるほど楽しめました。他は1時間のところが多いので、物足りなく感じてしまうかもしれません。時間に余裕があれば、ぜひ2時間楽しめるアイランドサービスをおすすめします。

ガイドのおっちゃんがめっちゃ気さくな良い人で、マングローブに関する知識は勿論、記念撮影してくれたり良いポイントを教えてくれて至れり尽せりのガイドでした。

 

アイランドサービス

アイランドサービス
  • 時間 午前10:30~12:30/午後2:00~4:00(15分前集合)
  •  大人 2500円/子供(8~12歳)2000円/幼児(3~7歳)1400円 保険込
  • 場所 奄美市住用町 アイランドサービスカヌー発着場 現地集合 駐車場あり
  • HP アイランドサービス

軽く楽しめれば良いという人は、黒潮の森マングローブパークの利用がおすすめです。こちらは1時間のみの探索ですが、施設が大きくカヌーにいける時間も多いです。料金は1人2000円です。マングローブの森が見渡せる展望台へも無料でいけるのでおすすめです。

黒潮の森マングローブパーク

黒潮の森マングローブパーク 展望台からの眺め

マングローブパークの展望台で奇跡的にルリカケスに遭遇!しかも人懐っこいのか、傍まで接近しても逃げない可愛い子でした。

ルリカケス

ルリカケスがすぐ傍まで寄ってくる奇跡 ずっと写真を撮らせてくれた。

黒潮の森 マングローブパーク カヌー
  • 時間 午前10:00~/11:30~/午後1:00~/2:30~/4:00~(30分前受付)
  • 料金 大人 2000円/小・中学生 1800円/幼児無料 保険込
  • 場所 奄美市住用町 黒潮の森 マングローブパーク 道の駅
  • HP 黒潮の森 マングローブパーク

奄美は植物はエキゾチック

奄美大島の植物

奄美大島は東洋のガラパゴスとも呼ばれていてガジュマル、アダン、ビロウ、蘇鉄などの植物や動物の種類が豊富で、独自の進化を遂げています。日本でもここでしか見れないようなものが多く、生命力溢れんばかりの植物たちを見るのが楽しかったです。

モダマ自生地

山へはモダマの自生地に行って来ました。

住用町モダマの看板

住用町 モダマ自生地 看板からも手付かずの自然だとわかる

モダマって奄美に行って初めて知ったんですが、熱帯から亜熱帯地域のマングローブや海岸付近の常緑樹林に見られる、つる性のマメ科常緑樹です。世界最大での豆で、実物見ると本当に大きかったです。大きいもので、1mを超えるものもあるみたいです。

モダマ

大量のモダマ 近くで見るとかなり大きいです。

モダマの解説

モダマの可愛い解説

奄美の森や山は多様な動植物に溢れていて魅力的ですが、ハブにはくれぐれも気をつけてください。観光スポット付近には木の杖が置いてあることが多いので、ハブ避けに使ってください。

僕は行って無いですが、金作原(きんさくばる)原生林のツアーも有名です。ぜひチェックして見てください。

奄美 キノボリトカゲ

森の道中でキノボリトカゲにも遭遇

キノボリトカゲ 捕食

獲物を捕食中

キノボリトカゲはよく見かけたんですが、すごく可愛いんです。近くに行っても警戒心がまるで無いのか、目の前で捕食してくれました。

そして僕は自然になった KOYAでキャンプ

OUTDOOR SPACE KOYAのキャンプは最高!

旅の締めくくりに、OUTDOOR SPACE KOYAでキャンプをしました。

ここが海・動植物・星を一挙に感じられる本当に素晴らしいところでした。

まずロケーションが最高。

KOYAキャンプサイト

OUTDOOR SPACE KOYA ふかふかの芝生に加え、波の音、鳥の音が響く

KOYAと海

高台から海を望む最高のロケーション 筆者と海

海を見渡せる絶好の場所にKOYAさんがあります。もう場所が最高なのに、なんとここでBBQできます。

海を見ながら、波の音を聴きながらBBQが出来るんです!贅沢!しかもテントをレンタルして、波の音を聴きながら眠れます!奄美を五感で感じる!

さらにお店でBBQ用品のレンタルが出来るので、手ぶらでいけます。奄美最高。

食材やお酒などの飲み物だけ持っていけばいいだけです。

KOYAさんはデイキャンプも出来るので、テントで泊まるのはちょっと。。という人にもおすすめです。テントで泊まる場合はコイン式の綺麗なシャワーがついていたので、快適に過ごせます。

そして出来れば、ぜひ夜までKOYAさんにいて欲しいです。なぜなら星空が凄いんです。僕が泊まった日は運よく天気に恵まれ、肉眼で天の川が見れました。今まで見た中でも1番と言ってもいいくらい美しい星空でした。

海の音を聴きながら、これだけの星空を望む、本当に贅沢なひとときでした。

満天の星空

カメラの長時間露光なので明るいが、肉眼でもこれに近いほどでした

OUTDOOR SPACE KOYAさん本当に自然をまるッと楽しめるいい所でした。またキャンプとBBQしに行きたい。

OUTDOOR SPACE KOYA

 

長くなっちゃいましたが、ここに書ききれないほどいろんなことがありました。今まで国内・国外と結構旅行したつもりでしたが、まだまだ日本に面白いところがたくさんあるなと嬉しくなりました。

観光客も少なかったので、観光スポットが人でいっぱいになることも無かったです。世界自然遺産への動きがあるみたいなので、人の少ない今がより自然を楽しめると思います。

普通の国内旅行に飽きた方には奄美大島めちゃくちゃおすすめです。これだけ変わった動植物や自然を楽しめるところは国内でもそんなに無いと思います。ぜひ奄美大島を感じて来てください。

奄美大島は自然だけでなく、食べ物や人も魅力的です!奄美の食と人の魅力を「奄美大島でおすすめの美味しいご飯」にまとめていますので、合わせてどうぞ。

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